夏!海!!が大好きな独女です。
シュノーケリングも大好きで、よく沖縄で楽しんでいます。
梅雨が明けた沖縄の太陽は、一気に日差しが強くなり、しっかりと日焼け対策をしていたのですが、肌が真っ赤になるほどの日焼けをしてしまった…。
日焼け止めをこまめに塗っていたのに…。
日焼けの種類
日やけには、サンバーン(sunburn)とサンタン(suntan)の2種類があります。
- サンバーン:紫外線に当たると数時間後から現れる赤くなる日焼けのことで軽いやけどの状況
- 紫外線サンタン:赤く日焼けした肌が沈静した後におこるメラニン増加のことで、肌が黒くなる状態
なんで種類が分かれるのでしょうか?
「肌がどの程度紫外線に耐性があるか」の違いです。
生まれつき色黒の人は肌のメラニン色素が多く、紫外線に対してある程度の耐性があります。
一方、色白の人は肌にメラニン色素が少なく、紫外線に弱いので、肌が赤くなってしまうサンバーンになってしまうのです。
日焼けがひどい場合は、火傷と同じ状況なので、「赤く腫れる」「痛い」「水膨れ」「肌が引きつる」などをおこします。
私は、数年前にハワイのビーチでついつい寝てしまい、背中を火傷。かなりの痛みで寝ることもできず、服が擦れるだけで激痛、しかも発熱するほどひどかったです。日焼けした翌日が帰国日だったのですが、飛行機の中では座席の背もたれに背中をつけると激痛が走るので、8時間ほどのフライトは…もう地獄でした。
帰国後は、すぐに皮膚科に駆け込みステロイド軟膏を処方していただきました。
ただの日焼けではなく、日光皮膚炎です…。
日光皮膚炎とは?
紫外線を浴びすぎることで、肌が炎症を起こした状態です。
体全体が炎症を起こしており、強い赤み、かゆみ、痛み、水脹れ、発熱、倦怠感、嘔吐など症状が出ます。症状が落ち着いた後の肌には日焼けの痕が残ります。肌が白い方は特に注意が必要です。
現在の私の背中には痕が残り…シミだらけ…😭
夏場の紫外線に気をつけないとです。
日焼けしてしまったら?アフターケアは?
赤くなったらまず、冷やす!保湿!!です!(← とても大事)
冷たいタオルや保冷剤をタオルで巻くなどして、とにかく冷やしましょう。
その後は、鎮静作用のあるローションやオイルを塗って保湿です。
今回、久しぶりに肌が赤くなってしまい、火傷状態になってしまったので、持参していた「ステロイド軟膏」「ローション」ですぐに対応。
「ステロイド軟膏」は1日で使い切ってしまったので、追加で市販の軟膏をドラックストアで購入しました。
日焼けした時は、メラニン色素が生成されるまでの72時間以内が勝負!です。
この記事では、今までの私の経験上、使用して良かったものとケア方法をご紹介します。
クールダウン
とにかく冷やして鎮静するのが大事なので、旅先でもできる方法をご紹介します。
- 氷をくるんだタオル:ホテルに必ず製氷機があるかと思いますので、氷はすぐ手にGetできます。
- 氷水を入れたビニール袋:ホテルに必ず製氷機があるかと思いますので、氷はすぐ手にGetできます。
- 濡れタオル:客室内に冷蔵庫があるので、濡らしたタオルを冷やして使用。
- (日焼けが広範囲の場合)水シャワー:肌に刺激を与えないように水圧は低めで。
- (日焼けが広範囲の場合)水風呂:これは結構チャレンジなのですが、水風呂が平気な方は!
保冷剤をタイルに巻いて使用するのも良いのですが、旅先では保冷剤を購入しないといけないのと、客室の小さな冷蔵庫に冷凍室を備えているところも少ないので…。
ローション・保湿
日焼けがひどいと「痛み」「肌が引きつる」などの症状がでます。アフターケアをしっかりと行い、患部を冷やすとともに保湿をして炎症を抑えましょう。
ご紹介するのは「低価格+炎症を和らげる成分配合の商品」でオンラインストアやドラックストアなどでも手に入りやすいものです。
桃谷順天館 明色カラミンローション
明色化粧品は、130年以上の歴史を持つコスメブランドです。日焼け後のヒリヒリ感・火照りを防ぎながらうるおいを与える、アフターサンケアローションです。オイルフリー・界面活性剤フリー・無香料・無着色・弱酸性で仕上げているので、大人から子どもまで使えます。使用感は、かなりさっぱりでつけた後すぐにサラサラになります。
このローションはいつも使用している化粧水の前につけてください。カラミンローション→化粧水→乳液・クリームの順です。
私は、日焼けが沈静した後の1週間後ぐらいまで全身に使用しています。安いのでバシャバシャ使えてGood。
ベラリス
創業から80年以上の歴史を誇る医薬品メーカー「エーザイ」の商品です。(← チョコラBBが有名ですね)
紫外線を受けて乾燥した肌をすこやかに導く成分や保湿成分を多く配合していて、オーガニックのアロエベラを保湿成分として使用した医薬部外品のアフターサンケア。使用感は、みずみずしいテクスチャで肌に伸ばしやすいですが、若干ベタつきは残ります。
冷蔵庫で冷やしておいて使用するとひんやり感が増してGoodです。保湿力もありますよ。
私は、顔には使用せずにボディに使用していて、カラミンローションの後に化粧水をつけて、その後にベラリスを使用しています。
マイルド&モイスチャーアロエベラ92%スージングジェル
韓国生まれの自然派ブランド、ネイチャーリパブリックの商品です。動物実験・動物性原料フリーで、フランスのヴィーガン認証機関であるイブヴィーガンにより、ヴィーガン化粧品として認証を受けています。
アロエベラ葉エキスを92%配合したアロエジェルは、乾燥した顔や体にうるおいを与え、日焼け後の肌を落ち着かせます。
上記で紹介した「ベラリス」か「マイルド&モイスチャー アロエベラ」のどちらかを使用しています。
使用感は「ベラリス」と同じで、みずみずしいテクスチャで肌に伸ばしやすいですが、若干ベタつきは残ります。保湿力はこちらの「マイルド&モイスチャー アロエベラ」の方が高いように感じます。
難点は容器が大きいので、旅行に持って行くのには不向きかな…というところだけですかね。
軟膏
痛みが伴うひどい日焼けの場合は、化粧品など肌に刺激を与えるものはなるべく控え、軟膏を塗りましょう。
市販で購入できる軟膏で、私が日焼けケアとして使用したものとなります。
紫雲膏(シウンコウ)
Kracie(クラシエ)から発売されている軟膏。
紫雲膏は、江戸末期の名医・華岡青洲(ハナオカセイシュウ)の創方で、「外科正宗(ゲカセイソウ)」に収載されている「潤肌膏(ジュンキコウ)」に豚脂を加えた漢方の外用薬です。
有効成分シコニン、アセチルシコニンなどを含有しているシコンには、解毒、抗菌、抗炎症作用があります。とくに肉芽形成を促進しますので、患部の治癒を早め、皮膚をなめらかにします。低刺激性の軟膏として、やけどや外傷などに効果があり、やけど・ひび・痔の痛み・湿疹・皮膚炎などを改善すると共に、患部の血行を促し、潤いを与え、炎症を鎮める働きがあります。
こちらの難点は、軟膏の色が赤紫なので服などについてしまいます。そのため、私はガーゼ付きの絆創膏(ワンタッチパッド)を沖縄の100均で購入し、ガーゼに軟膏を塗り日焼けのひどい部分に貼って寝る際に使用していました。
DAISOのワンタッチパッドはこれです。
色がつくのはちょっと…という方には、下記がおすすめです。
ドルマイシン軟膏
ゼリヤ製薬から発売されている軟膏です。
抗菌作用をもつ両抗生物質(コリスチン硫酸塩、バシトラシン)を配合し、グラム陽性・陰性菌による単独又は混合感染症はもちろん、一般外部疾患の感染予防並びに治療に効果を発揮する皮膚疾患治療剤。二種類の抗生物質を配合しているので、多くの菌に対して抗菌作用を示します。 傷ややけどの化膿性皮膚疾患、二次感染の予防および治療に有効です。
日焼けの症状がひどい場合は、必ず皮膚科を受診してください。
内側からもケア
日焼けのアフターケア、日焼け対策として外部からもですが、内部からも並行して行う必要があります。サプリメントを摂取して、内側からもケアをしましょう。
日焼け後の肌ケアに「ビタミンC」や「L-システイン」を含む医薬品の市販薬を私も服用しています。
「ビタミンC」は、美白効果もさることながら、肌の水分量をコントロールするセラミドの合成を促し、紫外線のダメージを受けた肌のバリア機能、回復機能を高める効果を持っているからです。
また、ビタミンCにはコラーゲンの生成促進効果もあるため、肌にハリや弾力を与えるといった美肌効果も得られます。
「L-システイン」は、ターンオーバー促進作用、抗酸化作用に加え、メラニン産生に関わる酵素「チロシナーゼ」の活性阻害作用のあるアミノ酸です。シミ・そばかすの治療薬として使用されています。
継続して飲み続けることが効果につながるので、お求めやすい価格の市販薬をご紹介します。
顔のシミ
今回の日焼けで、顔のシミが大爆発です。😭😭😭
あんなに日焼け止めを塗り直したのに…紫外線恐るべし!
少しでもシミを薄くしたく、「KITEN ハイドロキノン クリーム 6.0% 」を購入。
ハイドロキノンとは、できてしまったシミを薄くしたり、しみをつくらせない働きがあると言われています。シミの原因となるメラニンを作る酵素「チロシナーゼ」の働きをブロックし、メラニン色素の生成を抑制してくれます。
購入したクリームは、高濃度ハイドロキノン 6.0%配合。肌荒れ防止成分であるCICA(シカ)も配合されています。
また、ハイドロキノンをナノ化して浸透力・持続力を高めたハイドロキノンとの事。
ハイドロキノンは濃度が高いと、肌が赤くなったりヒリヒリしたりするのですが、今のところやや赤くなる程度。
まだ、使用し始めたばかりなので、今後シミが薄くなるのか様子見ですが、今のところは良さそうな感じがすると言った感じです。
日焼けを気にしていたら、海では遊べませんが、ひどい日焼けや日焼け後のシミは避けたいですよね。日焼け止めをこまめに塗り直し、アフターケアをきちんとして、海を楽しみましょう!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。