※2023年7月の旅行記です。
沖縄県の中で沖縄本島に次いで2番目の大きさを誇る八重山諸島最大の島「西表島」。
「西表島」は2021年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)より世界自然遺産登録がされています。
この自然豊かな島からのみアクセスのできる小さな島『由布島』をご存知ですか?
由布島の歴史
「由布島」は、もともと無人島でした。昭和20年頃に竹富島や黒島から人が移り住み、昭和30年頃には農耕につかうため各世帯で水牛を飼うようになります。その後は徐々に人口が増え、公民館や小学校もでき、昭和40年頃には25世帯100人を超える人が住んでいましたが、昭和44年の台風エルシーによる高潮で島全体が水没。3世帯を残して住民は対岸の西表島に移住しました。
災害後に島に残った「西表正治」氏とご家族は、“この島にまた人が帰ってくる”ことを信じ、昭和47年から少しずつ植物を植え、昭和56年に「由布島植物楽園」を開園しました。
現在は、年間30万人以上の観光客が訪れる楽園となっています。
アクセス
『新石垣空港』
↓ 🚗 車やバスで約30分( バス・タクシーはこちら )
『石垣離島ターミナル』
↓ 🚣♀️ 高速船で約40分( 八重山観光フェリー もしくは 安栄観光はこちら )
『西表島』の大原港
↓ 🚗 車やバスで約30分( 路線バス時刻表はこちら )
『由布水牛車乗り場』
↓ 🐃 水牛車に乗り約15分( 水牛車時刻表・料金はこちら )※徒歩でも上陸は可能なようです
『由布島』到着
水牛車でのんびり上陸です!
由布島入園料 | 大人(中学生以上) | 小人(小学生) |
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往復水牛車&入園料 | ¥2,000 | ¥1,000 |
徒歩・入園料 | ¥700 | ¥350 |
由布島営業時間 | |
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営業時間 | 9:30〜16:00(入園締切_15:15) ※潮の高さにより開園が遅くなる場合があります。 ※夏季の潮位による営業開始時刻の変更について |
休園日 | 年中無休 ※台風や強風などで休園になる場合があります。 |
ツアーなども沢山ありますので、西表島と併せて由布島観光するのがおすすめですよ。
沖縄最大級のアクティビティ予約サイト【沖縄トリップ】由布島とは
周囲2.15km、海抜1.5mの小さな島で、歩いて散策しても1時間ほどで回ることができます。
「由布島」は、西表島の与那良川から流れ出た砂が堆積してできた島で、砂州を方言で「ユブ」といい、島名の由来になっています。
島全体が、南国の草花が生い茂る亜熱帯植物楽園となっていて、整備された散策路や売店・レストラン・カフェなどがあり、由布島でしか体験できない“ゆったり”とした時間が楽しめますよ。
園内(島内)
島ごと植物園になっている『由布島』。
ハイビスカス・ブーゲンビレアなどの南国の花々が年中咲き乱れ、ヤシやガジュマル、マングローブなどの緑が溢れ、水牛がのんびりと水浴びしていたり、オオゴマダラなどの蝶が優雅に飛んでいる楽園です。
また、かつての島の生活が垣間見える井戸や小学校の正門跡などもあり、小さい島ながらも見応えのある島です。
水牛車乗り場
水牛車を利用する方は「待合所」が島に入ってすぐにあります。ここで水牛車の予約した時刻になるまで待機できます。(※ ツアーに申し込んだ方は、添乗員さんが指定した時間と場所に集まることになるので、異なる場合があります。)
この建物内にはお土産屋さんやお手洗いがあり、建物のすぐ近くの「水牛の池」では、水牛達が休んでいる水場があります。
レストラン
園内には「水牛商店」という建物があり、レストランやお土産屋さんが入っています。
ここでしか購入できないグッズやTシャツが販売されていますので要チェックです。
私は、ランチ付きで西表島もあわせた観光にしたため、こちらで昼食をいただきました。
茶屋
八重山の食材を使ったこだわりのジェラートやケーキ、コーヒーをいただける「由布島茶屋」。
ジェラートを食べるかケーキを食べるか、とっても迷うほど、美味しそうなものばかり!
しかもここだけ急におしゃれな雰囲気が漂っています。
悩みに悩んで、本日のケーキにすることにして、紅芋チーズケーキをオーダーしたんですが、すでに完売…
黒米ショコラケーキとアイスカフェオレにしました。
これが、とってもおいしかった!甘さ控えめでやさしいお味♪
暑すぎて体力を消耗していたんですが、一気に回復しました!
由布島に来たら、ここの茶屋はマストです!
ビーチ
「由布島茶屋」の目の前には「マンタの浜」というビーチがあります。
由布島と小浜島との間を隔てているヨナラ水道という海峡があり、マンタが多く遊泳していることから「マンタの通り道」と称されいます。
目の前には小浜島がみえ、のんびりとビーチを散策するのにおすすめです。
ユニークな標識
島を探索していると、標識がちょこちょこあるのですが、これがユニークでほっこりします。
行った方は、ぜひ見つけてみてください。
由布島はいかがでしたか?
ぜひ、旅の参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。